この記事は2015年8月17日に投稿された記事の改訂版です。
Aloha,
今日は、ニイハウシェルについて書きたいと思います。

ニイハウシェルレイに使用されるシェルは主に利用されるもので3種類あり、モミ(Momi)、ライキ(Laiki)、そして、もっとも美しいカヘレラニ(Kahelelani)があります。
モミはハワイ語で真珠を意味しその深い輝きが特徴のシェルになります。そのモミを色で分けることにより4種類に分類されます。ピュアホワイト、ブラウン、ブラック、とてもまれなブルー。そして、色だけでなくシェル表面の紋様によっても更に細かい呼び名があります。
一例を挙げると、ピュアホワイトのモミは、モミケオケオ(momi keʻokeʻo)。ブルーのモミは、モミウリウリ(momi uliuli)
二番目にライキ。
ライキという名前は、ハワイ語でお米を意味しています。
キャプテンクックがハワイを訪れて以降、西洋から新しいモノ、概念、キリスト教、伝染病等がハワイにもたらされましたがお米もその一つでした。そのため外来語としてハワイ語に取り込まれた多くの言葉があり、英語の発音がほぼそのままハワイ語に取り込まれているのです。
同様な言葉の一例としては、お金を表すハワイ語の カーラー(kālā)は、アメリカの通貨ドル(dallor/英語の発音はダラー)が由来になります。
このようなハワイ語の中に取り込まれた外来語は、文章で表されたハワイ語を読み書きする際にも目にすることができます。ハワイ語の文法では、単語の前には多くの場合KA(英語のTheの近い意味)がつきますが、例外として単語の最初の文字が”K”・”E”・”A”・”O”で始まる場合には、kaではなくkeになります。
例: ke aloha
そのパターンに当てはまらずにKEがついている単語はかなりの確率で外来語としてハワイ語に取り込まれた言葉になります。
例: 自転車を表すハワイ語はpaikikalaですが、語源は英語のbicycleに由来します。そして、文章で記述する際には、ka paikikalaではなくke paikikalaとなります。
ハワイ大学でハワイ語を勉強している時は、この間違いでテストの点がひどかったことを思い出します。
話が横道にそれましたがライキシェルは、その姿形から米粒ににているためにその名がつけられたそうです。ライキにもいくつか種類があり、ライキケオケオ(laiki keʻokeʻo)はピュアホワイトでシェルの表面に何も模様が無いもの。ライキクアウラ(laiki kua ʻula)はオフホワイトで、薄い色の模様がついているもの。そして、ライキレラレナ(laiki lenalena)は少し黄色がかったベージュでブラウンの模様が特徴です。そのなかでも、ライキケオケオのみで編まれたニイハウシェルレイは伝統的な結婚式用のシェルレイとして用いられ、書籍”Niʻihau Shell Leis”の表紙を飾っている17連で長さ152cmのウエディングレイはカナニ・ベンニャミーナさんが17歳で結婚した時に自ら作成したもので現在は銀行の貸金庫の中で大切に保管されているそうです。(上の写真は、そのライキシェルレイが少し写っていますね。)
最後にカヘレラニ。
カヘレラニはニイハウ島の最初のアリイ(aliʻi)の名前としても知られていますが、そのアリイの名前からニイハウシェルの中で最も美しいシェルをカヘレラニと呼ぶようになったそうです。カヘレラニ(kahelelani)のハワイ語の意味は(ka-hele-lani)となるので、”王族が進む”と訳せるかと思います。カヘレラニにも多くの種類が有り、黒、白、ピンク、グリーン、バーガンディーなどの色を元にして細かく名前が付けられており、さらに、表面の模様の有無でまた細かい名前が付けられています。カヘレラニに関しての細かい説明はまた別の記事でご紹介したいと思います。
今日添付した写真は、ニイハウシェルレイの書籍”Niʻihau Shell Leis”の本のカバーを飾ったライキケオケオのウエディングレイをつくった、カナニさんにサインして頂いたものです。
Me ke aloha pumehana dear Atsushi Kanani Kuuhome Beniaminaとサインしてあるのがわかりますね。
8月も半ばをすぎたので、少しずつ涼しくなってくるのでしょうか。各地でサメが目撃されて、海水浴場が遊泳禁止になったりしていますが、海で遊ぶ時は気をつけてくださいね。
出典 :
“Niihau Shell Leis”, A Colowalu Book, UH Press
オンラインハワイ語辞典 wehewehe.org



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