ソルトポンド / Soltpond

この記事は2016年5月7日に投稿された記事の改訂版です。

Aloha,

大型連休も、終盤となってしまいましたね。

江ノ島近辺は、薄曇りで少し涼しいのですが、夏前なのでさらっとした気持ちいい天気です。

カウアイ島ソルトポンドでハワイ伝統的な手法でパアカイ(シーソルト)を造っている風景。ハワイといえども、冬の時期は日照時間が短くなり、また、太陽の角度も夏と比較すると低いので非効率となり、この風景は初夏から秋にかけてしか見ることができません。
 ソルトポンド,カウアイ島

先日のブログで、サンライズシェルのことを書きましたが、今日は”パアカイ”について書きたいと思います。

上の写真は、カウアイ島の南西にあるソルトポンドという場所で、ハワイ王国が成立する前の時代からここで海水からハワイアンソルトを作っている風景なのです。

今と違って冷蔵庫などない時代は、食料を保存するためには乾燥させるか塩漬けにするしか方法がありませんでした。そのため、塩は古代ハワイでも大変貴重なものでした。その塩作りの伝統を、先祖から伝わった手法そのままに、全く同じ場所で実践しているハワイアンの家族達がいるのです。

ハワイ語で、お塩は、”paʻakai(パッアカイ)”と言うのですが、”paʻa”という部分の意味は、「固まる」で、kaiという部分は「海」という意になります。ですのでハワイ語のpaʻakaiは文字通り、「海が固まったもの」という意なのです。興味深いですよね。

この伝統的なハワイアンソルト作りですが、一年中できるというわけではないのです。       二つ理由があるそうなのですが、一つはハワイといえども冬の時期は日照時間が短くなり、また、太陽の角度も夏と比較すると低いので海水を太陽の熱だけで蒸発させて、塩分濃度の濃い池に溜めることを繰り返すには非効率となるため。もう一つは、冬の時期は比較的雨が多いため、一度雨が降ってしまうとせっかく水分を蒸発させて塩分濃度を上げ池が台無しになってしまうためだそうです。そのため、この風景は初夏から秋にかけてしか見ることができません。

次回夏の時期にハワイに行かれる予定がある方は、カウアイ島でソルトポンドを見学されるのも面白いかと思います。

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