モキハナ

この記事は2016年6月11日に投稿された記事の改訂版です。

Aloha,

モキハナ
 コケエ州立公園のモキハナ

梅雨空の片瀬です。

フラを踊る方であれば、ハワイアンミュージックや文学、そして人の名前が詩的で間接的表現をとても多く用いることをご存知だともいますが、このモキハナもカウアイ島を代表する植物というだけでなく、カウアイを間接的に表す言葉としてよく歌われていますね。

ハワイ大学のハワイの固有植物のデータベースによるとカウアイ島固有の植物だそうです。

カウアイ島コケエ州立公園をハイキングしていると、時々モキハナの香りを聞くことがあります。その香りはとても爽やかで、例えて言うならばアニスの香りです。

アニスと言われてみピントこないと思いますが、リキュールのアブサンとかペルノーにつけられている香りが近いと思います。アブサン、ペルノーのどちらも独特の少し薬っぽい風味を持ったリキュールですので好き嫌いは極端に出ると思いますが、気の利いたバーに行けばおいてあるかもしれませんので、お酒を嗜まれる方は一度試してみると、ほんの少しだけモキハナに近い香りを楽しむことができるかと。

私はずっと前、都内で勤務していた時にアブサンをよく飲んでいましたが……。

葉の付け根に花が咲き、その後に実がなるのですが、実からでる樹液に「かぶれる」強い成分が含まれているため、衣類を身につけた上にモキハナの実のレイをつけても肌がかぶれてしまい完治するまでに時間がかかるとのことです。

コケエでのハイキングの途中にモキハナの香が漂ってくると、立ち止まってあたりを見回して(嗅ぎ回して?のほうが正しい表現でしょうか)モキハナの木を探し、木の近くでその良い香りを楽しむとコケエをハイキングしているなって感じられますよ。前回コケエを3-4時間ゆっくりハイキングした際にモキハナの木の香りを感じたのが3回で、木を見つけられたのが2回でした。
もっとも、その時は以前コケエで働いていた友達がガイドしてくれて、さらに舗装路を外れて4WDでしか入れない悪路にかなり乗り入れてからハイキングを始めたので、コケエミュージアムの辺りから歩くとなると片道で3-4時間かかるでしょかね。

あと、最近5年位連続でカウアイ島から唯一メリーモナークフラフェスティバルに招待されているフラハラウの名前が、Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā‘alaですね。

ハワイのどの島もそうですが、人間が外部から意図的に、或いは偶発的に持ち込んだ植物が猛威をふるい、ハワイ固有の植物が激減してしまっているので、コケエをハイキングしていてもインベイシヴスピーシーズ(invasive species:固有植物の生育域を爆発的な繁殖力で覆い尽くしてしまう侵略種)のストロベリーグアバ、ランタナ、カヒリジンジャー、バナナリリコイなどがかなり目に付きます。

まあ、外から持ち込んだ人達がだけが悪いっていう訳でもなく、そのような外からの植物物がもたらされた同時期にハワイの全ての島から白檀やオヒアレフアが切り出され、自然が荒れてしまったという背景もあるんですけどね。

話は少し横道に逸れてしまいましたが、何度かオアフ島に旅行したら、他の島をゆっくりと旅してみるとハワイの様々な面を見ることができるのでオススメですよ、と最後に纏めたいと思います。

では、良い一日をお過ごしください。

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